生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 67~生命と健康長寿に必要なビタミンB2の摂取基準と摂取量等

ビタミンB2が欠乏すると、成長抑制を引き起こす。また、欠乏により、口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎などが起こる。ビタミンB2摂取量上位2食品(ブロッコリー、鶏卵)だけで、全摂取量1.82mg/日中0.53mg/日を摂取していている。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 66~生命と健康長寿に必要なビタミンB1の摂取基準と摂取量等

ビタミンB1欠乏により、神経炎や脳組織への障害が生じる。ビタミンB1欠乏症は、脚気とウェルニッケ-コルサコフ症候群がある。ビタミンB1摂取量上位2食品(黒胡麻、ブロッコリー)だけで、全摂取量1.62mg/日中0.46mg/日を摂取している。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 65~生命と健康長寿に必要なビタミンKの摂取基準と摂取量等

毎日食べている挽き割り納豆40gからだけで目安量150μg/日の2倍以上の約370μg/日のビタミンKを摂取。ブロコリー、ワカメ、豆乳、鶏肉、鶏卵等からもビタミンKを摂取してるが、耐容上限量も設定されていないため詳細な摂取量の把握は不要。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 64~生命と健康長寿に必要なビタミンEの摂取基準と摂取量等 2

ビタミンEを含む食品は限られているため、漫然と食事しているだけだと不足する可能性がある。ビタミンEを豊富に含むアーモンド、ひまわり油、小麦胚芽等を、毎日、100g単位で食べるといった偏食しない限りはビタミンEが耐容上限量を超えることはない。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 63~生命と健康長寿に必要なビタミンEの摂取基準と摂取量等 1

不足しがちなビタミンD、ビタミンB群やビタミンCのサプリメントが売れているのは理解できるが、不足が起きることは稀であるとされているビタミンEのサプリメントも売れているのが不思議。α-トコフェロール以外の同族体はビタミンEとしての活性が低い。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 62~生命と健康長寿に必要なビタミンDの摂取基準と摂取量等 3

一般の食品から摂取するビタミンDだけでは免疫力の調整、癌や糖尿病等の生活習慣病の予防には不足するため、サプリメントからもビタミンDを摂取している。ビタミンDのサプリメントを摂取し始めてから風邪を引かなくなり、花粉症が無くなる等の効果を実感。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 61~生命と健康長寿に必要なビタミンDの摂取基準と摂取量等 2

ビタミンDは、摂取量の日間変動が非常に大きく、かつ、総摂取量の8割近くが1種類の食品群である魚介類(鮭、鰯、鯖)に由来するという特殊な栄養素である。ビタミンDの食事摂取基準の活用に当たっては、各個人の環境・生活習慣を考慮することが望ましい。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 60~生命と健康長寿に必要なビタミンDの摂取基準と摂取量等 1

ビタミンD不足・欠乏の判定指針では30ng/mL以上をビタミンD充足、20ng/mL以上30ng/mL未満をビタミンD不足、20ng/mL未満をビタミンD欠乏とした。この参照値を採用した場合、欠乏/不足者は男性:72.5%、女性:88.0%
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 59~生命と健康長寿に必要なビタミンAの摂取基準と摂取量等 2

ビタミンAの摂取量は推奨量850μgRAE/日の2倍近い約1,600μgRAE/日。人参以外の食品からのビタミンAの摂取を大幅に増やすために肉類や魚類、特にそれらの肝臓や卵、ほうれん草等の摂取を増やすとたんぱく質や食物繊維が過剰摂取となる。
生命と健康長寿に必要な栄養素の摂取基準と摂取量等

二度目の人生における健康的な食生活 58~生命と健康長寿に必要なビタミンAの摂取基準と摂取量等 1

ビタミンA欠乏症は、夜盲症、成長阻害、骨及び神経系の発達抑制、上皮細胞の増殖障害、皮膚の乾燥、免疫低下などから感染症にかかりやすい。ビタミンAサプリメントの多くが耐容上限量を超え、その3倍近い7,500µgRAEという驚くような商品もある。